経営計画に未来からのアプローチを


経営計画を作る場合、通常かかる固定費と利益を決めて、
それに必要な売上をどうやって作るのか?というのが
簡単な流れです。

固定費をどう捉えるかですが、
一つは過去の延長線でとらえる方法です。
今年の固定費はこれだけかかって、来期は従業員が増えたり
減ったり、リース契約が終わったり、減価償却の金額を考慮
して計算します。

もう一つは未来からアプローチする方法です。
社長の頭の中に〇年後の会社のイメージがあると思います。
そのイメージした会社にはどのようなコストがかかるのか
積み上げていきます。

当然過去のデータから計算した方が簡単に経営計画に必要な
固定費は求まりますが、それよりも後者の方法で一つ一つ
丁寧に数字を積み上げていくことも大事だと思います。

もちろん過去のとの数字のすり合わせも必要になります。

3月決算の会社になると、そろそろ来年の計画を立て始める
頃かと思います。

過去の延長線だけでなく、未来からのアプローチという視点も
加えて数値計画、そしてそれに伴う実行計画を策定してみて
ください。

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