税理士にも得意不得意があります。


税理士というと税金のことならなんでも知っていると
錯覚されている方がたくさんいると思います。

税理士と言っても普段から扱わない税目は全くと言って
いいほどわかりません。

私の場合は、資産税が苦手です。
資産税というと、
相続税
贈与税
譲渡所得税
です。この税目について相談されると困ります。

もちろん相続対策にかかわる部分なので、全くダメ
では話にならないので、わかる部分とわからない部分があります。
特にマニアックな土地の評価とか、広大地評価とかやったことが
ありません。

その代わり自社株の評価はよくやるので、多少は詳しいと思います。
暦年贈与による相続税の節税もよくやっているのでアドバイスできます。
あと相続税の申告をそれでも2件やっているので、相続の流れも
分かります。

でもいきなり相続税の申告をお願いします!と言われても遺産額によりますが
多分お断りすると思います。

結局は普段仕事でしないことは、やはりよくわかりません。
皆さんも同じだと思います。

一番よくないのは、できないことをできるということ。
これは何事にも当てはまると思いますが、できないことは
素直にできないということが大事だと思います。

もちろん少し背伸びすればできることであれば、自分のスキルを
磨くチャンスになると思いますが、明らかに自分には荷が重い
と思ったら、仕事を断る勇気も必要だと思います。

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