税理士が行う租税教育


先日静岡市の高校で租税教室をしてきました。

高校に限らず小学校とかに出向いて、1時間出前授業
をやるという社会貢献活動の一環です。

要は優良な納税者を育てるということが大きな目的です。

実際自分が税金のことについて話していると、本当に
世の中税金の恩恵を受けているなあと思います。

自分に振り返ってみると、私には中学生と小学生の子供
がいます。そして中学生と小学生の教育にはそれぞれ
年間100万円の税金が投入されています。

振り返って自分の納税額と比べてみると、残念ながら私は
200万円も税金を納めていません。

それ以外にも道路を使ったり、病院で治療を受けたりと
様々な場面で税金の恩恵を受けています。

私が小学生の頃はこのようなことをほとんど知らずに育って
きたので、税金を納めることはどういうことなのかわからず
大人になりました。

本来は自分がどれだけ税金の恩恵を受けて今存在しているのか
しっかり自覚させて教育していくことが大事だと思います。

そうすることで
先生に対する尊厳だとか、教科書を大事に使うとか、
無料で学校に通えて勉強も教えてもらえることを当たり前で
はなく、有難いものだと認識してもらえるようにこれからも
租税教育という活動をしていきたいと思います。

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