相続税の節税対策の王道


相続税を節税するために最初にすべきことは、今相続が起きた場合
いくら相続税が発生するのか?ということです。

そこで、相続税の税率をつかんでください。

相続税の節税の王道は、暦年贈与を利用して薄く広く贈与することです。
毎年110万円の枠は各人毎に認められているので、受贈者が5人いれば
毎年550万円までは無税で財産を移せます。

贈与する財産は無税の範囲でいいかというと、ここで是非とも考えて
頂きたいのは、相続税の税率と贈与税の税率です。

例えば試算した相続税の税率が30%ということであれば、
贈与税を20%払ってでも、財産を移した方が、最終的には得になります。
(毎年贈与税の納税が出てしまいますが。)

例えば400万円を子や孫に贈与した場合の贈与税額は335,000円です。
税率にすると10%にもなりません。

毎年110万円の贈与を5人に5年間した場合に移せる財産は2750万円です。
毎年400万円ならば、837万円の贈与税を納めれば1億円移せます。

どちらが有利か自明のことだと思います。

是非相続税が心配な方は、積極的な暦年贈与をお勧めします。

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