関与先を見回した場合、だいたいどこの会社も保険に入って
います。
どういう保険に入っているのかというと、だいたい長期平準保険
という保険です。この保険は、長い間保険料を払えば、払った保険料
がだいたい100%戻ってくる保険です。
払った保険料がそのまま戻ってくるので、貯金みたいなものです。
貯蓄性は高いのですが、欠点は保険金額が少ないこと。
月10万円保険料を払っていても、保険金額は3000万円だったり、
たくさん保険料を払っているから万一のときは保険で、、と
思っていても、働き盛りの社長がなくなって3000万円ではとても
足りません。
特にまだお子さんがまだ働いていない場合は、残された遺族の
生活費に加え、学費もたくさんかかります。
そんな時はやはり掛捨ての定期保険でカバーすべきだと思います。
例えばお子さんが小学6年生ならあと10年すれば社会人になります。
その間10年間は保険金を厚くすることで、万が一のことがあっても
お金の面はある程度カバーできてしまいます。
あとは掛捨てなので、万が一が起きなかったとき損したなと思わない
ことでしょうか。
それを言ってしまっては元も子もありませんが。
行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。(鴨長明 方丈記)
人生今の状態で将来ずっと進むようでいて、実は少しずつ
変わっています。
人生何があるか分かりません。でも多少の保険料は払っても万が一
に備えるのも会社防衛の一つの大事な手段だと思います。