Accessデータベースは同時アクセス機能が付いています。
単純にAccessファイルを何人でも同時アクセスすることもできます。
しかしこの方法だとデータベースに負荷がかかることと、機能の追加等
データベースを更新するときなど不便があるので、通常は操作用のファイルと
データ保存用のファイルにデータベースを分割します。
下の図の右側が入力用のファイルで、左側がデータ保存用のファイルです。
入力用のファイルで入力したデータが保存用のファイルに蓄積されていきます。
保存用のファイルは一つだけですが、入力用のファイルは各自のPCに配布することができ、
保存用のファイルに同時にアクセスすることができます。
例えば、何台かのPCでネットワークを組んだ場合、あるPCに保存用のファイルをおき、
各PCに入力用のファイルを配布する形で、データを一元化することができます。
そういった点からもAccessデータベースは社内の情報の共有化・効率化を進めることが
できます。