今まで本を3冊出はさせていただきました。
本を出版したら、名前が多少は売れて、いいことたくさん
あるのかな~という淡い期待を持っていたのですが、残念
ながらそんなことはほとんどありませんでした。
印税ももらえますが、正直言うとそんなにバカ売れするような
本ではないので、普通に仕事した方が効率よくお金も稼げます。
執筆期間はだいたい半年。長い道のりです。
もちろんいいこともあります。
本を出版することとの最大のご褒美は、本を出すことによって
更に新しい知識が入ってくることです。
一度本に自分の持っている知識を出し切ってしまうと、
それを読んで理解した人は私と同等の知識を持つことになります。
ということは、同じ能力を持った人間が市場に二人いると
価格競争になります。
価格競争に巻き込まれず、他者とは差別化を図りたいところなのに
本を出すことは自らお濠を埋めてしまう行為でもあります。
では私はどうなったかというと、さらに高いところにお城を築きました。
本を書いた当時よりも確実にAccessの知識は向上しました。
今では何でも作ります!と胸張って
言えるレベルまでになったと自負しております。
今振り返るとあれは自分を成長させる最高のチャンスだったと思います。