交際費は税法上は上限が決まっております。
それは800万円です。
よく社長さんからこんなことを聞かれます。
「交際費は幾らまで使ってもいいの？」
正解は、800万円ではなく、幾らでもいいです。
あくまでも個人的な意見ですが。。
800万円を超えた場合、その超えた金額については税金を納めなければ
いけないというだけで、使ってはいけないということではありません。
交際費に限らず、経費は何のために払うのか？というと売上を得るためです。
そのために、経費を使います。この基本原則に立ち返ると、お客さんを接待
すれば、売上の増加が見込めるとなれば、交際費を使わない手はありません。
要は、交際費に限らず投資に対するリターンがあるかどうかの問題です。
交際費をいくら使ってもそれが、巡りめぐって会社に戻ってきていること
を自信もっていえる必要があります。
逆の言い方をするとリターンが少なければ、それは交際費ではなく、個人的な
支出と言わざるを得ない場合もあります。
もちろん社長一人で行った飲み代や家族の食事代を交際費で落すのは論外です。
交際費も他の経費と同様、費用対効果の問題です。そのお金を使うことの
メリットを考えて会社のお金を大切に使ってください。
ただし、キャバクラどまりですよ。それ以上の風俗店は幾ら接待と言っても
税務署は交際費として認めてくれないので、その点はご了承ください。
この場合、社長のポケットから出して、会社の経費にしない方がいいと思います。