経営者の皆様は、会社の売上が伸びるというようなタイトルのセミナー
に行かれたことがあるかと思います。
確かに会社の売上を伸ばすことは大事です。
でもそれよりももっと大事なことがあります。
それは「信用」をつくること。信用の残高を貯めるということです。
売上は相手があることなので、相手がこちらを信用してくれないと
決して売上が伸びることはありません。
ではその信用はどうやって作るのか?
それは、約束を守ることからすべてが始まります。
時間を守る、納期を守る、請求書をすぐに出す等々
基本的なことを愚直にこなすことで信用は作られます。
まずはそれが土台になります。
では、もっと信頼されるためには、相手がして欲しいことをして
あげることです。要は相手の心を読むことが大事だと思います。
言うなれば、自分がして欲しいことを相手にしてあげることです。
そうすれば相手の信用の残高は更に貯まり、この人から買いたい!
そう思わせる位に人間力を高めることができれば理想です。
挨拶をする、ごみ拾いをする、困った人手を貸すなんでもいいです。
そういう基本的なことからスタートします。
よく徳の高いところに人が集まる、と言います。
徳はどうしたら積めるのかというと、方法は一つ。
人がやりたがらないことを率先してやることだと思います。
仕事をしているといろいろとお役が回ってきます。それを
断らずに請ける、地域の活動に参加する、学校行事に参加する等々。
直接仕事と関係ないことも多いと思います。でも仕事はどこでつながる
かわかりません。
お願い事はハイで請けるそういう姿勢も大事だと思います。